Eclipse CDT + MinGW

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MinGWのセットアップが終わったところで、
統合開発環境EclipseからMinGWを実行することを試みる。

MinGWだけでコンパイルできるんだから、
わざわざ統合開発環境なんぞ使わなくてもいいのだが、
プロジェクトを構成するファイルが複数にまたがってくると管理が覚束ないし、
コードフォーマット整形やインテリセンス(入力候補の提示)といった機能はありがたい。
Eclipseなら無料で使用できる上に、生成されたバイナリがEclipseに依存するわけでもない。

というわけでEclipseを導入する。

まず、というか、そもそも、EclipseはJavaの開発環境であったが、
有志により他の言語向けのプラグインが開発され、
そのうちの一つがC++用プラグインCDTである。

Eclipseそのものは、JavaVM上で動作するので、まずJavaVMを入手する。
(面倒な人は、All in One Eclipseを導入すればJVMごと入手できるが、
 現在のところ32bit向けしか公開されていない)

OracleのJava SEサイトからJava SE 6の最新バージョンを入手してインストールする。
(Java SE 7も公開されているのでそれでも大丈夫だと思うが、
 個人的には6の方が安定していそうな気がするので6を使用する)
JDKとJREが公開されているが、JDKの中にJREが入っているので、どちらでも構わない。

次にEclipse CDTのサイトから
"Download"のページを開き、最新版のCDTを入手する。
現在は"Eclipse package: Eclipse C/C++ IDE Indigo SR-1."が最新版のようだ。
ちなみにIndigoはEclipse3.7の別名。
ダウンロードページにて、"Download Links"から"Windows 64-bit"を選択し、
適当なミラーサイトからダウンロードする。

ダウンロードファイルはzip形式であるため、
ダウンロードしたら、適当な(間に半角スペースが存在しない)パスに展開する。

次に日本語化を行う。
英語版のままでも問題ない人はスルーで。

MergeDoc Projectから
Pleiadesの最新版を入手し、展開してEclipseのインストールフォルダにコピーする。
(詳しいインストール方法は、Pleiadesのreadmeを読むこと)

ではようやくEclipseを起動する。Eclipseインストールフォルダのeclipse.exeを実行するだけ。
「ようこそ」画面が表示されたらOK。

「ようこそ」画面の右上にある×ボタンを押して閉じ、新規プロジェクトを作成してみよう。
メニューの「ファイル」→「新規」→「C++ プロジェクト」を選択すると、新規作成ウィンドウが表示される。
プロジェクト名に"Sample"、プロジェクトタイプを「実行可能」→「空のプロジェクト」を選択する。
ここで、コンパイラを選択する。ウィンドウ右側の「ツールチェーン」にMinGWが表示されていれば、それを選択して
「完了」ボタンを押したらプロジェクトが生成される。

が、自分はツールチェーンにMinGWが表示されなかった。
何故だろう。
方々のWebサイトでは、環境変数PATHに(MinGWのインストールフォルダ)\binを追加すれば良いと書かれていたが、
自分はこれをやっても改善されず。

他のEclipse+MinGW導入手順サイトを見たり、
上のMergeDocで32bit用のAll in one Eclipseをダウンロードして
構成を比較したりしたところ、以下のいずれかのようにすればEclipseにMinGWが認識され、
Eclipseのツールチェーンに表示されることが判明した。

・MinGWをC:\MinGWにインストールする(これ以外のドライブやフォルダはNG)
・Eclipseのインストールディレクトリ配下にMinGWをコピーする

前者は、MinGWを他のパスに置いて、Eclispeの設定画面からMinGWのパスを設定してもダメなようだ。
逆に、C:\MinGWに置いてあれば、Eclipseで設定せずとも認識された。
後者は、Eclipseインストールフォルダ直下にmingwフォルダを配置する必要がある。

では次回は、この作成したプロジェクトでサンプルプログラムをコンパイルしてみよう。

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