イベント処理とは、「マウスを左クリックしたら○○する」とか
「マウスを動かしたら△△する」といったユーザの操作に対する処理のことです。
ユーザの操作に対して何らかの処理を行うことにより、ゲームを進めることになります。
第6回では、マウス左クリックによって次のメッセージを表示する処理を実装します。
…とは言いましたが、次のページを表示するルーチンは、
実は手続きOneStepにて実装済みなので、これを呼び出すだけです。
PrimImageのMouseDownイベントを用意して、そちらで呼び出します(リスト11)。
(リスト11)
procedure TMainForm.PrimImageMouseDown(Sender: TObject;
Button: TMouseButton; Shift: TShiftState; X, Y: Integer);
begin
//押したボタンが左だったら
if Button = mbLeft then OneStep;
end;
|
実行してみましょう。
ウィンドウ上で左クリックすると、どんどん次のページを表示します。
最後のメッセージまで行くと、それ以上先に進まなくなるので終了させてください。